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積木くずし 真相 最終章 あらすじ 第1夜① ブログトップ

積木くずし 真相 最終章 あらすじ 第1夜① [積木くずし 真相 最終章 あらすじ 第1夜①]

積木くずし 真相 最終章 あらすじ 第1夜①

目を開くといつもの天井が見えた。

今夜も灯は信幸を攻め立てた。
信幸が書いた「積木くずし」は灯を再び悪夢の中に引き込んだ。

灯は9年前にこの世からいなくなっていた。
また、かつての妻、美希子も先に亡くなっていた。

今の妻である祥子も3年前脳梗塞で倒れ、療養所で入院生活を送っている。

「私のせいで、私の大切な人が不幸になる・・・」

悪夢の法則はずっと信幸を苦しめてきたのだった。



灯の元へ行こうと思った。
ダンボールの中の灯の遺品を整理しながら、信幸は考えた。

「『積木くずし』とは、いったい何だったのだろう・・・」

あれは、そう・・・46年前から始まったのだ。


1966年。
信幸はドラマの撮影のため九州に来ていた。

池の鯉に餌をやりながらセリフをの練習をしていると
一人の女性が信幸のそばへやってきた。

他愛のない話をし、飲み屋を紹介してもらう約束をしたこの女性こそ
灯の母であり、信幸のかつての妻となる美希子であった。

美希子は当時、旦那に虐げられているようだった。

「私は買われた身・・・でも、ちょっと普通の生活に憧れる・・・」

「幸せを諦めちゃいけない」

信幸は美希子を抱きしめ、そして自分の妻に迎えた。


二人の生活は順調だった。
そして、次の年。美希子の中に新しい命が芽生える。

医師に美希子の妊娠を告げられ狂喜する信幸だった。
しかし、美希子の表情に影がある事をこの時誰も気づかなかった。

ある日、信幸が返ってくると美希子がいない。
夜になっても帰ってこないので、産婦人科に電話すると
なんと、中絶手術を頼みに来たというではないか。

なんとか思いとどまらせて帰したらしいが帰ってこない。
信幸は家を飛び出し美希子を探しまわった。

街中を走り回り人気のない公園で美希子を見つけた
美希子は公園の噴水の中でしゃがみこんでいた。
信幸は慌てて美希子を水から出し、いったいどうしたのかと問いただした。

「この子だけ殺せなくて・・・私も一緒に・・・」

「ばかな!なんでそんな事考える!」

この子はきっと自分のように病弱に生まれてくると泣き崩れる美希子。
信幸は美希子がきっと不安だったのだと思い大丈夫だと言ってきかせた。

「どんな子が生まれても、きっと守りぬいてみせる」

「・・・・どんな子でも・・・?」

大きく頷く信幸にしがみつき、再び泣き崩れる美希子だった。

だが、信幸はこの時の”どんな子”の本当の意味に気づいていなかった。


そして、灯が生まれた。
家族3人の幸せな日々が始まると思っていた。

しかし、美希子は灯の世話で手一杯になり、家事ができなくなっていた。
信幸が手伝うと言っても受け付けてくれない。

灯を中心に家庭がうまく回っていくはずだったのに、
どこかでボタンを掛け違えてしまったらしい。

信幸はやりきれない思いを外の女性に求めていった。


ある日仕事中信幸のところへ電話が入った。
灯が大変だという美希子からの電話だった。

慌てて医院に駆けつけ医師に話を聞くと

「命に別状はありませんが、入院が必要です。」

「検査をしてみないとわかりませんが、先天性の内蔵疾患があるようです」

病室で美希子は灯の小さな手を握って謝りながら泣くのだった。

信幸はそれが本当は自分に下るはずだった罰だと思った。
自分のせいで我が子があんな辛い思いをしているのだと・・・

自分の身をきれいにしようと浮気相手のところへ行ったが、
その相手はすでにどこかへ引っ越していた。

不義の関係など長くは続かないとわかっていたようだった。

灯はその後腹部に腫瘍が見つかり卵巣摘出を余儀なくされた。
小学校でも入退院を繰り返したが、中学になって少し落ち着いた。

しばらく穏やかな日が続いた。
そんな穏やかな日が当たり前になっていたあの日・・・

・・・事件は起こった。

【つづく】

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